219:2005/11/15(火) 21:01:09 ID:61CX5XhG0
202です、九州半周の紅葉&温泉旅行から帰ってきました。少し長くなりますがお許しください。220::2005/11/15(火) 21:02:05 ID:61CX5XhG0
筋湯温泉 両筑屋(1泊目) (1)宿代 一人泊(トイレ、洗面付き) 14,700円+入湯税150円(トイレ、洗面共同の部屋だと12,600円+150円)で通常の利用より2,000円upになる。カード使用不可 (2)その他の値段 食事処での生ビール、焼酎1合は各500円。 炭火焼き用肉の追加は豊後牛1,000円、地鶏700円(部屋の注意書きには両方とも1,000円になっていたけどね) 特別料理のかんかん鍋(地鶏から揚げ使用)、豊後牛しゃぶしゃぶは事前予約が必要で、2,000円(夕食の炭火焼きと変更可) 冷蔵庫の飲み物はアサヒのスタイニーボトル500円、ジュース類200円とかなり割高。カップヌードル200円との表示あるが置いてなかった。 (3)部屋 洗面にはペーパータオル、ウォシュレットはヒーター付き、6畳間に床の間付きだが広縁はない。WOWOW付きのTVと湯沸かしポットもあり、布団は羽毛布団と設備面は十分だけど・・・。問題は照明が暗いこと、裸電球2個のみだから書き物は難しい。221:2005/11/15(火) 21:03:48 ID:61CX5XhG0
(4)風呂 露天を含め4つあり、すべてがうち鍵付きの貸切風呂で24時間利用OK(宿泊客以外お断り)。湯は加水して適温にしていることを表示済み。露天はかなり熱めだが、内湯は適温だった。 湯質は特にどうといこともないごく普通の透明な単純泉だが、湯上がりの保温性と翌日の肌のスベスベ感は悪くない。ただ早朝の露天は気分も良く、紅葉した木もあり、悪くなかった。 (5)食事 夕食は18時、朝食は8時に指定されている。夕食は豊後牛と地鶏の炭火焼きがメイン、器などに凝ってるのは分かるが、量が基本的に不足。あまりの空腹感に肉のお代わりしたら高い食事代になってしまう。 朝食時も珈琲がセルフで飲み放題なのはいいけど、量が少ない。せめて卵料理がほしかった。 (6)印象 2度目の宿泊はないと思う。部屋・食事処や風呂に凝るのは良いんだけど、宿泊客のことを本当に考えているのか少々疑問あり。 HPにも「お客様のプライバシーを大切にするため、良い意味でほったらかし」をモットーにするのは良い。しかし部屋には「冷蔵庫内の飲み物の追加はお受けできません」と書いてあったりして、単に少人数の従業員で運営する言い訳の感じがした。 食事中も厨房内に2人くらいがいるだけで、食事処におやじさんが1人立ってじっと追加注文を待ってるので落ち着かなかった。 湯も筋湯共同湯や他の旅館と比べて加水の程度が多い印象だった。お風呂の良い宿として評判高かったけど、体験しないと分からないものだと実感。222:2005/11/15(火) 21:04:39 ID:61CX5XhG0
筋湯温泉 喜安屋(2泊目) (1)宿代 一人泊 15,750円+入湯税150円のみの料金設定(HPだと13,650円と15,750円の2プランがあるが、upされてるのか確認忘れた)カード使用不可 (2)その他の値段 食事時に頼んだ瓶ビールは630円、焼酎1合は550円。ただし自販機があり、缶ビール300円、ジュース類100円と安い。 (3)部屋(もみじの間) トイレ・洗面なし(共同)、広縁なしの6畳。冷蔵庫もなく、窓の向かいは別の旅館でカーテンを開けるのは難しいか? こう書くと不満があるかのようだけど、不思議に落ち着けて良い。自分がよく行く杖立温泉の行きつけ宿と共通した良い雰囲気。WOWOW付きのTVと湯沸かしポットがあり、布団は羽毛布団で快適。223:2005/11/15(火) 21:06:00 ID:61CX5XhG0
(4)風呂 運悪く、おけ風呂と切石風呂は入りたい時間が貸切中で入れなかった。 男湯(石風呂)は床がやや滑りやすいので注意が必要だが、湯温が両筑屋よりやや高くて、湯の質も良い印象で、誰とも一緒にならなかったので貸切同様だった。赤石風呂は熱すぎて入れなかった。 掘り出し物は500m離れたところにある男女別の露天風呂。ロケーション、雰囲気、湯の質で1番だった。特に早朝入る露天は気分爽快、露天が好きでない自分が「露天もけっこういいなあ」と思った。 (5)食事 まとめサイトにはあっさりしていると書かれていたけど、十分な量がありお腹いっぱい。 夕食は18時から、部屋出し。最初に豊後牛や小鉢ものが用意され、蕎麦がけ、ヤマメの塩焼き(美味い!)、天ぷらなどが出て、デザートはメロンだった。やっぱり食事は部屋出しに限ると実感した。派手さはないが、心のこもった納得の料理だった。 朝食は食事処で8時から。特別豪華ではないが満足、特にご飯が美味い。 (6)印象 設備自体は両筑屋より劣るかもしれないし、若旦那や若女将もそのことを口にしていたが、流石は老舗温泉宿!十分満足できた。ここならまた来たいと思った。行きつけの杖立温泉の宿と比べるとお得感はどうか?とも思うけど、少なくとも筋湯ではここに決めた。 大旦那や大女将を含めて、従業員の感じがとても柔らかくて良い!特に若女将さんは優しく、感じがよい。朝の出発前にはお客の車を上手に動かしておき、宿の駐車場から他の車を動かすことなく出発できるように、さり気ない配慮をしている点にも感心した。224:2005/11/15(火) 21:08:01 ID:W1ko0t0q0
近隣の立ち寄り湯情報も少々。前に書いたら「宣伝、乙」と言われた温○博士という本の温泉手形で無料で2つ入ってきた。 (1)地獄温泉 清風荘 ここは最高だった。湯が良い。霧島温泉ほどの硫黄臭はないが、良質の温泉、入っている時から肌がスベスベしてくるのを実感できた。 元湯も良かったが、やはり混浴露天「すすめの湯」が良い。硫黄と少し石灰系も入った濁り湯が気持ちよい。温湯の方が評判いいけど、個人的には熱湯の方が気に入った。建物の堂々とした古さも気に入った。今度は泊まってみたい。 阿蘇山火口の観光にも便が良いし、今の季節だと周囲に紅葉がいっぱいでドライブにも最高だった。特に良かったのはここの少し下に垂玉温泉山口旅館があるんだけど、その前に滝がある。その滝の周囲の紅葉が見事だった。今回1番美しいと感じた紅葉だった。 (2)黒川温泉 山河 良くも悪くも黒川温泉らしいところ。湯は特に印象なし。無料じゃなかったら行かないなあ。ただそれでも今回行った宿の中では1番お客が多そうだったのは笑った。悪くはないんだけどね・・・225:2005/11/15(火) 21:08:46 ID:W1ko0t0q0
(3)九酔渓情報 先週末の紅葉が5分程度だったので今週末が見頃でしょう。ただし九重ICからのアクセスとなる県道40号は現在通行止め(台風被害のため) 筋湯側からは桂茶屋まで行け、そこから少し紅葉が眺められるけど、お薦めしない。遠くから眺めるだけというのもあるし、この桂茶屋に車を駐車すると1,000円以上の買い物をしないと1,000円の駐車料金を盗られる。 結果的に買い物することになるが、食べ物も見るからに不味そうだし土産物もダメだな。全部の商品に地元の「販売業者名」が入っているが、「製造業者」や「製造場所」が入ってない。絶対地元の製造じゃないな。手前にある茶屋の駐車場に止めて歩いていくか、少し上を走っている道から眺めるのがベターだと思う。226:2005/11/15(火) 21:10:18 ID:W1ko0t0q0
人吉温泉 たから湯(3泊目) (1)宿代 一人泊(トイレ、洗面付き) 15,015円+入湯税150円(1人でも一切upなし) (2)その他の値段 食事時に頼んだ瓶ビールは630円、高級焼酎(萬緑)1合は1,050円。ただし冷蔵庫の飲み物は、缶ビール250円!、ジュース類150円と安い。 (3)部屋 過去経験したことがない種類の宿でもう最高。人吉温泉発祥の宿として風格を残しつつ、的確な改装が施され、居心地最高。改装前にも体験してみたかった! こういう歴史宿は過去200年の歴史の上に、今後もそれ以上の歴史を積み重ねてほしいよ。 8畳+床の間、クローゼットなど3畳以上の面積がある板の間、洗面、トイレ付き。畳も1畳が昔の広さで都会のマンションなら10畳クラスの広さ。トイレもタンクレスの最新式ウォシュレット。 冷蔵庫内のコップ、湯沸かしポット、お茶の急須、湯飲みもすべてが粋な高級品だった。お茶も高級玄米茶で抜群の美味さ。天井も高く、閉塞感など無縁、1人旅にとって楽園のような宿だった。227:2005/11/15(火) 21:11:22 ID:W1ko0t0q0
(4)風呂 貸切風呂も雰囲気や寝湯もあって良い。しかし何と言ってもここは内湯が最高。この内湯の構造、写真を見てここに決めたと言っても過言じゃない。宿の中心にあって、下に降りていく構造の内湯、これこそ昔ながらの湯ですなあ。 湯質も最高の最高。無味無臭という評判だったが、仄かな温泉臭がして大名になった気分。この柔らかさは言葉に尽くせない。平山温泉の柔らかさを超えたね。 (5)食事 料理長の腕が確かだね、見た目も美しくて美味い。器も綺麗だ。温泉宿の料理ではなく、日本料理だ。228:2005/11/15(火) 21:12:22 ID:W1ko0t0q0
(6)印象 最高の温泉宿、こんな良い宿を女性陣だけに独占させるのは勿体ない。実際泊まった時も男は他に泊まってるのか?と思うほど、男性客を見かけなかった。男湯も常に1人で独占状態。 人吉は2度目だけど、前回は湯の印象が特別良いわけじゃなかったから、本当は迷っていたけど、来て良かった。 ここはHPやガイドブックでの宣伝を極力控えているようで、情報は少ないけど最高の宿だった。従業員の質も最高。支配人らしき初老の男性も人当たりが柔らかく、歴史ある高級宿だからといって偉ぶったところがない。 ご主人、女将さん、仲居さん、バイトの女の子、深夜の風呂掃除の高校生、皆がとても感じが良かった。ご主人は地元の棚田を守る運動もしているらしく、その棚田で無農薬栽培の米を作っており、その米を料理に使っている。その米は販売もしており、2kg買ってしまったほど美味い。 庭も風流、現在古い蔵をバーに改造中であり、このままでは女性陣に独占されてしまいそうだ。ここは家族でも、男同士でも、1人旅でも、絶対また来たい宿になってしまった。229:2005/11/15(火) 21:13:51 ID:iYgIp3NS0
霧島 湯之谷温泉 湯之谷山荘(4泊目) (1)宿代 一人泊(別館 トイレ、洗面は共同) 9,450円+入湯税150円(1人で1,050円up?) (2)その他の値段 食堂で頼んだ焼酎(黒伊佐錦350ml)は735円。残りは部屋に持ち込み可。自販機があり、缶ビール300円、アサヒ新生160円、ジュース類120円と良心的。 (3)部屋 古い湯治宿だから心配したけど、割と新しい別館ができていて、そこそこ快適。共同トイレもヒーター付きのウォシュレットになっている。普通の6畳+広縁、低めの布団入れの上が多くの荷物を置ける棚になっていて、TV、ティッシュ、手鏡がある。 広縁には冷蔵庫が置かれているがコンセントは抜かれていた。その上にはクローゼット代わりのつっかい棒があり、そこにタオルや服を掛ける。もちろん自炊用の台所や洗濯機・乾燥機もありかなり機能的だった。230:2005/11/15(火) 21:15:44 ID:iYgIp3NS0
(4)風呂 もう最高。次の日に行った新燃荘が普通に思え、旅行人山荘が可哀相に思えるほどの泉質だった。評判の芳しくなかった露天もけっこう良い。湯の花も凄い量だった。宿泊客は15時から貸切できる。内湯の硫黄泉も湯の花で白濁していて、とっても良い湯だった。源泉45℃でちょうど良い。源泉どばどば掛け流し。 しかし最高は何と言っても、全国的にも珍しい炭酸を含んだ硫黄泉のラムネ湯!これにゆっくり、何度も入りたくて、立ち寄りではなく宿泊した。30℃くらいの温湯だからこそ味わえる炭酸硫黄泉。もう絶品。湯の周囲に板間の白さが他とは全然違う! 地元の人と話をしたら、こここそ数少ない源泉そのものの湯だとのことだった。他は加水をしていたり、ボーリングの影響で自然に地下水が混入して自噴or汲み上げになるらしい。 鹿児島県の指導を蹴って、塩素消毒を一切していないため、日帰り客の帰る16時から1時間湯を抜き、掃除を熱心にしている。それをこの目で確認した。 (5)食事 夕食は18時から食堂で。山菜中心の家庭料理で、黒豚と海の幸の鍋もある。朝食は8時に食堂で。231:2005/11/15(火) 21:16:46 ID:iYgIp3NS0
(6)印象 県道から宿までの道は狭く離合も難しい、曲がり角がきつすぎて切り返しも必要。頑固おやじが経営する湯治宿で設備はそれなりに古い(新燃荘よりは遙かに新しいけど)。 でもそれを忘れさせる魔法の湯がある。これを心ゆくまで堪能するには宿泊しかないでしょう。実際到着した時は日帰り客の車でいっぱいだった駐車場や宿が夜になるとめっきり減った。ラムネ湯も含め、湯を何度も何度もじっくり堪能できた。 こういう最高の湯を頑固に守るオヤジを応援するためにも宿泊したいし、してほしいね。自分も絶対また泊まるよ。232:2005/11/15(火) 21:17:50 ID:iYgIp3NS0
霧島温泉の立ち寄り湯情報 (1)霧島新燃荘 湯之谷山荘に宿泊していなければ、さぞかし感動しただろうなという硫黄臭の白濁湯でした。 あいにくの雨で露天をじっくり楽しむことはできなかったけど、良いお湯でした。 (2)旅行人山荘 正直お湯は加水しているし、掃除に若干の塩素を使用していることもあり、湯質は特別良いわけではないですね。 でも有名人気宿とは思えないほど、従業員は礼儀正しく感じが良かったです。宿泊しても気持ちよかっただろうと思います。特に初老の支配人さんが良かった。 なお、立ち寄り湯は11時からと表示されてますが、実際には宿泊客がチェックアウトする11時前から風呂掃除をするので、湯に入れるのは12時前くらいになります。ご注意を。 なお支配人と話していて分かったんですが、ここの社長はあの「蔵前仁一」のお兄さんらしい! 「ゴー!ゴー!インド」や「ゴー!ゴー!アジア」に影響されてインドに3回、フィリピンの離島に1回行った自分としては感慨深いものがありました。 今後は「ゴー!ゴー!霧島&妙見」になりそうです。233:2005/11/15(火) 21:23:01 ID:AZkqR2xU0
妙見温泉 別館山水荘(おりはし旅館) (1)宿代(別館山水荘は湯治用なので1人宿泊が基本でup一切なし) 1泊目(トイレは共同)2食付き 9,345円+入湯税150円 2泊目(トイレは共同)素泊まり 4,410円+入湯税60円(連泊は420円引き) (2)その他の値段 食事処で頼んだ瓶ビールは525円。冷蔵庫の缶ビール300円、ジュース類120円と良心的 (3)部屋(203号室) 建物全体が新築で新しい。本格的な6畳+広縁(ふすま付き)+入り口板の間、大きな洗面台、冷蔵庫あり。蛍光灯が32型+40型でとても明るい。大きな窓からは内庭の紅葉が見える。 案内図からして、101から105号室の4部屋と203、205号室は6畳、206号室は8or10畳、201号室は12畳らしい。特別室もみじはもっと広いようだった。234:2005/11/15(火) 21:25:08 ID:AZkqR2xU0
(4)風呂 霧島温泉とはうってかわって、鉄分の香り漂う炭酸水素塩泉、良泉です。 湯船は2つの三角形の浴槽で、大きい方はやや熱めの気持ちよい湯でした。温度を下げるため成分のほぼ同じ冷泉(鉱泉)が引かれていて、それを好みにより調節する。細かな湯の花が浮かんでおり気持ちよい。 小さい方が有名な「キズ湯」で湯温が35℃くらいの温湯で、これが最高。強烈な湯の花が次々と流れてくる。熱湯とキズ湯を交互に入るのが気持ちいい! カランは1つもないけどそれで十分。なお、この風呂は20:30~21:00の間清掃のため使用できず、その時にキズ湯は抜かれてしまうので必ずその前に入りましょう。翌朝7時過ぎにはキズ湯に湯も入るので、また入れますけど。 その他にも、おりはし旅館(本館)の梅の湯と露天にも入れます。自分はキズ湯が気に入ったので入らなかったのでレポできない。235:2005/11/15(火) 21:26:01 ID:AZkqR2xU0
(5)食事(夕朝食ともに1Fの食事処で) 上品な味付けで美味!きっと本館の料理人によるものでしょう。鮎の味噌焼きホイル包み、肉厚な鰻の蒲焼き、鯉のあらいの刺身、具は少ないものの旨味たっぷりの鍋など、予想外の内容。 ここは自炊設備が最高に整っているけど1日は2食付きを選択するのがお薦め。2泊目は土曜日で宿泊客が多く食事なしの素泊まりになったので、初めての自炊を経験した。 妙見にも店がないわけじゃないけど、車かバスで空港方面に行き買い物するのが良いと思う。10分少々でクッキーというスーパーがあり、ここには新鮮な食材が揃っている。 鹿児島では普通なのかどうか分からないけど、刺身パックに入っているワサビが「おろしわさび生」になっていて、これがイケル。魚も肉も安くて美味かった。236:2005/11/15(火) 21:26:54 ID:AZkqR2xU0
(6)おまけ情報 旅館の直ぐそばに「のんき食堂」っていう飯屋がある。ここがお薦め!地元の天然素材にこだわった定食が美味くて安い。天然鮎の塩焼き定食は鮎が3尾もついて、具材豊富な汁、豆腐、漬け物などがついて1,500円。山太郎蟹や鰻もイケル。(ここがやっていたら2泊目の自炊はなかった。何十年ぶりかの同窓会が鹿児島市であるとのことで12日が臨時休業だった) 何より老夫婦がとてもいい人です。ご主人が70代、奥さんが60代の高齢ですが、心のこもった料理を出してくれます。ちょうど関西の尼崎から湯治に来ていたお客がいて話をしたら、ここが気に入って3日連続で来ているとのことでした。ご主人のお母さんがやっていた食堂を継いで数十年とか。妙見でも1,2を争う、歴史のある定食屋でしょう。店は古いけど、この2人から聞く昔の妙見の話はとても興味深かったですよ。 料理の最中も2人があまりに仲良くしているのにも驚くほどのアツアツぶり、昔は喧嘩もしたとのことですが、最高のご夫婦です。生まれも育ちも妙見で、妙見が好きだから、鹿児島市内に住んでいる息子さんが同居しようと言ってくるけど、体が続く限り妙見で食堂を続けるとのこと。 あと10年と言わず20年でも30年でも続けてほしいと思いました。237:2005/11/15(火) 21:27:48 ID:AZkqR2xU0
(7)印象 霧島とは距離的に近いのに、こちらは観光化されたところがほとんど見あたらない、昔ながらの湯治温泉街という印象です。そのお陰で宿泊料金等の物価も安く、湯の質も違うし、ここ妙見はお薦めです。湯治宿が多く、1人宿泊が当たり前のように受け入れてくれる宿が多いのも嬉しい。 そして別館山水荘は妙見でも1番の歴史を誇る老舗おりはし旅館が湯治用に建てた新館なので、設備、居心地、湯、食事のすべての面で大満足。(ただし何故か廊下だけは歩くとミシミシ音がします。新築なのに不思議だ) お客からの要望がない限り、従業員は一切居室に入ることがなく、自由にさせてくれるのも良い。従業員も1人客に慣れていて感じがよい。1,2週間くらいは平気で居られそうだった。チェックインが13時で、チェックアウトが11時というのがまた最高だった。 実際、1泊目の隣の部屋には東京から来たらしい、そこそこ若い女性1人客がいた。旅館に事前予約すると、空港と旅館との間を、小型︰2,000円(片道)の契約タクシーを頼めるらしい。1日有効、3日有効のバス周遊券が500円、1,000円であるらしいので、次回は空路で行くことも考えています。 こういう良い宿と良い温泉街は、自分の予約確保に支障が出ない程度に、繁盛して、いつまでも1人旅を歓迎し続けてほしいと心から思いました。238:2005/11/15(火) 21:36:13 ID:ZMfOGsJU0
長々と書いて申し訳ないです。 素敵な宿、別館山水荘を教えてくださった204さん、本当にありがとうございました。 今回は利用しませんでしたが、アドバイスいただいた205さん、ありがとうございました。 おかげさまで英彦山、3つの耶馬渓、阿蘇山、五家荘の見事な紅葉と各地の素晴らしい温泉を満喫することができました。 今はあまりに素晴らしかった思い出に浸りつつ、研修出張との嘘がいつ家族にばれるかとの心配でいっぱいです。239:列島縦断名無しさん:2005/11/15(火) 21:42:00 ID:ZS/H/e290
素晴らしいレポ乙です! 行きたい宿がまた増えたなあ。ありがとう。 たから湯は ttp://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/yamasemi_kagosima/yamasemi_kagosima_7.htm に>ここの浴場のつくりは素晴らしく、名作の美術品に接するするような感慨を覚えました。