春間近、奥鬼怒/奥那須/湯岐の旅|旅行記

720:名無しさん@いい湯だな:2025/03/26(水) 22:58:14 ID:er16h4k.0

・加仁湯 じゃらんで19000円、ただしカード決済は不可で現地で現金払い。 冬山のアクセスはきついので送迎付きプラン。 送迎があってもなくても19000円なのが意外。 日光市までは車で行ったので、既に閉鎖した長久温泉の駐車場に駐車して送迎バスに乗る、13時出発。 JR今市駅、東部下今市駅でも客を拾って2時間強くらいで加仁湯へ。 日光市の市街地は雪はほぼ無しだが川俣湖辺りからてんこ盛り、道路も雪で白い所が増えてくる。 運転手のおじさん(たぶん後期高齢者)が「あの3つの山が左から男体山、太郎山、女峰山」とか「ここが雪崩スポット」等の説明しながら運転してくれるので割と飽きない。

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配管の損傷でお湯が出ない説明を受ける、風呂の湯を汲んで使ってくださいとのこと。 なお雪に埋もれて修理すべき場所の特定が困難なため、雪が消えて修理できるまでこの状況が続く見込み。 到着した3/20は大幅に気温が上がって雪が溶ける様子も見えたが、宿の人いわく「一昨日も30センチくらい新たに積もった」とのこと。 山の天気は難しいし、やっぱり冬場は送迎プランが無難かな、というのが千葉県民の感想。 なお送迎プランのバスは乗客12人、夫婦渕からのバスも次々到着、雪の中歩いてくる人も結構いる、結局宿泊客は40~50人くらいいたと思う。

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  • 部屋は本館3階、1人には申し訳ないくらい広い上に広縁もある、沢側で眺めも良い。 部屋の宿泊約款とか追加メニューの冊子にwifiのパスワードもある、ちょくちょく切れるがつながれば速度はまあまあ出る。 写真にはないけど部屋の中に洗面台とトイレありました。 なお部屋とロビーは暖房があるが廊下は普通に寒い、露天風呂に向かう途中で見つけた温度計は夜は当然のようにマイナス。

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風呂の写真は自分が行ったときに他の人がいなかった第3露天風呂だけ。 宿泊客が多かったからか、他の風呂は朝も夕方も先客がいました。 第3露天風呂は広いため場所によって温度が違う、ぬるめの場所でぼけーっと入って空と山と雪を眺めるのが気持ち良い。

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  • 夕飯は18時から積善館1階の宴会場で。 1名様は中広間に、2名様以上は大広間にて、なのかな。 よくある旅館の食事、という印象だが山奥だしこんなもんかな。 鍋とグラタンは美味いが他は出来るだけ手を抜いてる印象。 いつの間にか給仕してくれるのはアジアからの出稼ぎの人たちになってる。

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  • 朝食は7時半に夕食と同じく積善館1階、前日夕飯と同じ席で。 鍋にお湯だけ入ってるのはお粥にしたい人はどうぞ、とのこと。 米と生卵を放り込んで食いました。

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  • 今市の市街地への戻りのバスは10時出発、途中でカモシカと遭遇。 運転手氏の「カモシカは鹿じゃなくて牛の仲間なので近寄っても逃げないですよ」との言葉を受け、せっかくだから写真撮影。 それと山歩きグループ3組(内1組は外人グループ)に遭遇、みんな頑張りますわ。 12時くらいに今市の市街地の到着して終了。

総評としては食事が改善されれば満点なんだよな、という感想。 近くの八丁の湯は食事も良いので総合的に見ると八丁の湯の方が、というのが正直なところ。 雪の時期は送迎プランがある加仁湯、夏は八丁の湯が今のところ個人的な正解。

721:名無しさん@いい湯だな:2025/03/26(水) 22:59:26 ID:er16h4k.0

・那須温泉旅館ニューおおたか

楽天トラベルで15400円、 那須高原やリゾート地や鹿の湯の上、大丸温泉のすぐ近くの標高1300メートルくらいにある。 念のためバスでも行ける(那須塩原駅から大丸行きのバスがある)宿を選択したものの、ライブカメラで道路の雪はほぼ無しを確認して車で行けました。 (ライブカメラ → https://www.kendo.pref.tochigi.lg.jp/roadinfo/

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  • 部屋は2階、部屋にトイレあり。 遮るものが無いので部屋の窓からも山の下まで見える。 そして遮るものが無いので頻繁に強風が吹きつける。 建物は全体的に古めだが暖房もちゃんときいてるし、特に不便は感じなかった。 wifiのパスワードは部屋にも帳場付近にも見当たらなかったが、宿の人に聞くと教えてくれた、ちゃんとつながる。

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温泉はやや緑がかった黄土色に濁り、鉄が入っている温泉らしく浴槽は茶色く変色した部分が多い。 内湯は40度くらいかな、熱くはないので長めに入っていられる。 露天風呂はこの時期だと湯の温度が低くてきつい、障害物も多く風呂からの眺めが良いわけでもないので早めに切り上げ。 ちなみに分析表には大丸温泉とあるけど、お隣の大丸温泉と同じお湯なんですかね?

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夕食は18時から帳場の横の食堂で。 食事はものすごく美味い、なんで客が自分を含めて1名様×3しかいないのか分からないくらい良い。 ちょっと火を通した野菜は味がはっきりしていて、味噌ベースのソースも添えられているが、そのままでも美味い。 牛ステーキも素材勝負な出し方で、しかもちゃんと美味い。 お吸い物も海苔の香りがよく引き出されている、素材の良さを引き出す料理が抜群。

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  • 朝食は夕食と同じ席で7時半から、こちらも美味い。 写真にはないですが食後はコーヒーもらえます、苦みや酸味の主張が強くない、軽い味わいのコーヒーでした。

総評としては建物は多少ぼろいけど風呂とメシは余裕で合格点。 アクセスも悪くないし、冬は雪山の運転に自信が無い場合は道の駅に車泊めてバスでもいいだろうし、知られざる良い宿を発見した気分です。

725:名無しさん@いい湯だな:2025/03/31(月) 20:27:47 ID:XmtQU8jw0

那須のニューおおたかいいとこですよね、特に温泉と食事が良い 割と特徴のある湯なのに分析表では単純泉なんですよねおおたかの温泉、面白いですな。

722:名無しさん@いい湯だな:2025/03/26(水) 23:00:34 ID:er16h4k.0

・湯岐温泉山形屋

じゃらん経由オンライン事前決済で13860円、現地では入湯税150円のみ払う仕様。 車で行くと宿の直前でちょっと細い山道に入るが、雪もないしアクセスはそんなに不便な印象は無し。 (3/22宿泊で雪は全くなし) なお春の山は冗談抜きで花粉が見える、翌日車に黄色い粉が大量に付着してるのを確認。

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部屋は2階、トイレと洗面所は共同。 良くも悪くも古い当時宿、古い木造建築のため隣の部屋の声がよく聞こえるし廊下を誰かが歩けば揺れる。 ただしトイレは新しいものになっているしwifiもある、現代人にとって致命的になるポイントはちゃんと対応してる印象。 部屋にエアコンもあるし夏暑くても行けると思う。

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目的の足元湧出の岩風呂、お湯は無色無臭だがぬるぬる感がある。 ぬるめで長時間入っていられるのが良い。 ただし日帰り客も含めて長湯する人が多いようで、基本混んでる。 なお湧出ポイントは深くなっている部分、足で探ろうとすると深さにちょっとびびる。
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  • 貸切風呂は家族風呂っぽい見た目だがちゃんと温泉、岩風呂の湯よりもぬるぬるが強いかな、という印象。 初見だとホースから水が出ているのを見ると「先客が加水放置してるのか?」と焦るが、これが水じゃなくて温泉。 温度が低いから追い炊き機能もあるらしいが、ぬるめが好きなのでそのまま入浴させてもらいました。

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食事は6時から部屋出し、というので一気出しかと思いきや焼き魚も天ぷらも後で持ってきてくれるのが良い。 陶板もただの肉じゃなくて豚肉の味噌漬け、といった感じで一手間かけた感がある食事なのが好印象、全体的に美味い。
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  • 朝食は8時から部屋出し、こちらも美味い。

総評としては良いです、風呂も食事も良い。 飯食って風呂入って寝るために連泊で行きたい。